長野県御代田町の空き家率は、総務省の令和5年(2023年)住宅・土地統計調査で19.7%です。 空き家数は1,640戸、総住宅数は8,320戸です。
御代田町の空き家率(2023年)
19.7%
空き家 1,640戸 / 総住宅数 8,320戸
総務省の区分による御代田町の空き家1,640戸の内訳です(原数値は百戸単位で丸められているため、内訳の合計は空き家数と一致しない場合があります。標本数が少ない区分は「データなし」と表示しています)。
御代田町の空き家1,640戸の内訳では「その他の空き家」が940戸(57.3%)で最も多く、半分前後を占めています。売り出しにも貸し出しにも出ていない住宅が中心で、空き家率の高さがそのまま流通している住宅の多さを表しているわけではありません。別荘やセカンドハウスの比重が14.0%と、全国平均よりはっきり高い点が目を引きます。空き家の28.7%が賃貸用の空室で、賃貸の需給も数字に混じります。全国の平均像よりはっきり放置型に寄った内訳といえます。総住宅数は8,320戸で、空き家率1ポイントは83戸に相当します。わずかな戸数の増減でも率が振れやすい規模です。
御代田町の空き家1,640戸のうち、腐朽・破損があるものは250戸で、空き家全体の15.2%です。腐朽・破損の有無は、上の内訳とは別の統計表から集計されているため、数値の丸め方が内訳と異なります。
15.2%で傷みが確認されています。傷んだ空き家は実数で250戸あり、個別に把握できる範囲です。人口の減り方が緩やかな地域では、住宅の状態を保っておく価値は残ります。腐朽・破損がある空き家は、管理されないまま放置されると、市区町村から特定空家等に指定されることがあります。特定空家等に指定されて改善の勧告を受けた場合、その敷地は固定資産税の住宅用地特例(課税標準が最大1/6になる措置)の対象から外れることがあり、その場合は税負担が大きくなります。
御代田町の人口は、2024年の16,770人から2050年には15,374人(2024年比 −8.3%)になると推計されています(国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」令和5年推計)。 住宅の需要は世帯の数に左右されるため、空き家の増減を考えるときは人口の見通しもあわせて確認しておくと、いま持っている住宅をどうするかを判断しやすくなります。
御代田町の空き家率は19.7%で、全国平均の13.8%より 5.9ポイント高くなっています。 全国1,059市区町村(個別データが公表されている市区町村)を空き家率の高い順に並べると224位(高いほうから約21%の位置)で、低い順では836位にあたります。
長野県内では、25市区町村のうち空き家率が高い順で10位です。 長野県全体の空き家率は20.1%で、御代田町はこれより0.4ポイント低くなっています。 長野県で空き家率が最も高いのは軽井沢町(70.4%)、最も低いのは南箕輪村(9.4%)です。
高いほうから2割以内に位置し、全国的にも空き家が多い地域です。長野県内では10位で、上位半分に位置します。全国平均を5.9ポイント引き離しており、誤差の範囲では説明できない差です。長野県は、47都道府県のなかで空き家率の高いほうから6位です。19.7%では住宅は選ばれる側になり、条件の悪い物件は動きにくくなります。2050年の推計人口は2024年比−8.3%で、人口はおおむね保たれる見通しです。
母数が小さい自治体なので、順位の上下だけで判断せず戸数もあわせて見てください。1,640戸の空き家があれば、地区ごとの状況の違いも大きく出ます。流通している住宅は28.7%にとどまり、動いていない住宅が多数を占めます。使い道が決まらない住宅が半分前後ある地域では、早めに方針を決めた家から順に買い手・借り手が付いていく形になりがちです。空き家率がほぼ同じ岐阜県下呂市(19.7%)は「その他の空き家」が中心で、率は同じでも内訳の形は異なります。
空き家は、所有しているだけで固定資産税・管理の負担がかかり、放置すると老朽化や特定空き家指定のリスクが高まります。取りうる選択肢は大きく売却・賃貸(活用)・解体・管理の4つです。それぞれの費用や損得を、以下の無料ツールで具体的に試算できます。
使い道が決まらない住宅が多い地域では、先に方針を決めた家ほど選択肢が残ります。人口がおおむね保たれる見通しであることは、貸す・売るのいずれにも追い風です。小さな自治体では、買い手・借り手の数そのものが限られます。この水準の地域では、条件面で譲れる範囲を先に決めておくと話が進みます。流通が細い地域では、査定や募集の反応を見ながら条件を決めることになります。
出典
総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」/令和5年住宅・土地統計調査 住宅及び世帯に関する基本集計
統計表:住宅及び世帯総数 居住世帯の有無(8区分)別住宅数-全国、都道府県、市区町村(表番号1-2-1)(e-Stat 統計表ID 0004021421)
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021421
腐朽・破損あり空き家数の統計表:空き家の種類(4区分)、腐朽・破損の有無(2区分)、建て方(2区分)、構造(2区分)別空き家数-全国、都道府県、市区町村(e-Stat 統計表ID 0004021631)
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0004021631
調査年:2023年(令和5年)。空き家率=空き家数÷総住宅数×100。 全国平均との差・順位・長野県内順位は、上記の公表値をもとに当サイトが機械的に算出したものです。 住宅・土地統計調査は標本調査のため、数値は推計値です。